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18きっぷ旅行記10


旅行期間:2010/3/22、27〜30




0.はじめに

なんと今回で10回目の青春18きっぷ使用になりました。初めて使った2003年からもう7年も経ったとは。。。
旅行の方向性や方針が今までとは少し変わったので、青春18きっぷ以外での旅行も増えてくると思いますが、18きっぷ旅行記は変わらず続けていきたいと考えてます。


1.3月22日(月)

幕張本郷→津田沼→鎌倉→大船→熱海→富士→富士宮→富士→沼津→熱海→来宮→熱海→東京→秋葉原→幕張本郷

今まで津田沼始発に乗る事が圧倒的に多かったのですが、今回は最初の目的地が鎌倉ということで総武線快速に乗りました。それでも5時前の列車に乗るわけだから早起きな事は確かです。しかも早めに寝ようとするも寝付かれず4時間くらいしか寝れなかったです。小学生ばりにwktkしてたのかなぁ。(笑)
そんなわけで鎌倉までの列車の中ではほとんど寝ちゃってました。やっぱり列車の揺れは気持ちいいなぁと思いながらね。

鎌倉駅に着いて改札に向かうとお日様がお出迎えしてくれました。これを駅建てる時に狙ってやったのならスゲーなと思いました。ただ眩しいだけと思う人もいるかもしれないですが、鎌倉という場所と朝日という点を考慮すれば最高の歓迎だと思います。たとえそうじゃなかったとしても、自ら思う心が大切な気がします。

さて、まず鎌倉の観光案内図を見ると、寺の多さに驚かされます。むしろ寺しか無いんじゃないかってくらい寺だらけです。まだ神社仏閣にのめり込めない若輩なので有名どころしか行く予定が無かったですが、思い切って寺巡りするのも面白そうです。何より鎌倉の街の雰囲気が良くて、もっと色々行ってみたい見てみたいと思わせるものがありました。早朝だったからというのもあるかもしれませんが、駅舎から街並みまで落ち着いた雰囲気で、ランニングしてる人を見て羨ましく思う自分がいました。
1回行ったきりで終わるには勿体無い街だと思いました。

今回の鎌倉での行き先は鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)です。まだ桜の季節には早くて味気ない感じでしたが、満開の桜のトンネルを想像しながら歩きました。咲き誇れば物凄く綺麗だろうなというのは容易に想像できました。
途中、雰囲気出しすぎの三井住友銀行があって思わず撮ってしまいました。景観に配慮という事でしょうか。とても銀行には見えません。

1本道をずっと歩いて交差点を渡って鳥居を抜けると、いよいよ目的のものが見えてきました。

御神木ぅぅぅ!!!

どうしてこうなった!!!
3月10日に強風で折れたという大銀杏の痛ましい姿がそこにありました。正直、ニュースで見るまで大銀杏の存在すら知りませんでしたし、知ってもさほど関心を持ちませんでした。そう、あの事を知るまでは・・・。

まさかあの有名なデスブログが関わっていたとは!
ブログに書かれた対象に不幸をもたらすデスブログ、実写版デスノートとも言えるデスブログで取り上げられていたというじゃありませんか。
これはネタ的に行っておかなくてはと思って鎌倉行きが決まった次第です。

折れた時に根っこも抜けたという話でしたが、自分が行った時にはキレイに植え直されてました。それでも太い幹だけで上が無い状態というのは寂しいものです。現在は若芽が確認されたとかで再生に向けて成長中のようです。

鶴岡八幡宮は通路以外は背の高い木がたくさんあって、街中にありながら静かな林の中を歩いているような気分になります。心なしか空気も澄んでいるように感じました。そんな脇道を抜けると源氏池に出ました。静かな水面に映る木々が普通の景色を美しく見せます。池の側に桜の木があって、咲き乱れる様を想像するとやっぱり来るのが早かったなと思わずにはいられませんでした。
通路を挟んでこの源氏池の反対側には平家池もあるのですが、源氏池と比べるとショボイです。鶴岡八幡宮は源氏が建てたのだから仕方ないとはいえ、ちょっと露骨すぎじゃないかな。しかも源氏池が東側(太陽が昇る方)で平家池が西側(太陽が沈む方)という徹底ぶりとは恐れ入りました。

そして鶴岡八幡宮を後にし、行きとは違う道を通って辺りを観察しながら鎌倉駅へと歩きました。とはいえ早朝なのでほとんどの店が閉まってました。でも逆にじっくり観察できて良かったかな。

ラーメンとカレー:決してカレーラーメンではないと主張しているが、それならラーメン屋なのかカレー屋なのかという疑問が出る。表記順的にラーメン屋か?
あじさいソフトクリーム:「紫いも&抹茶」て書いちゃってるし・・・。色的にもあじさいの要素あるのかこれ。あじさい=紫陽花、う〜ん。
大銀杏絵葉書:物悲しさ倍増の手書きの張り紙。もっと何とかしてほしい。字の上手い人いなかったのだろうか。
ろくでなし猫:和菓子屋さんかなんかの置き物。凄くふてぶてしい。完全なるオッサンキャラ。(笑)

寒い中を歩いたので体が冷え冷え、暖かいもの食べようと思って、鎌倉駅にある大船軒で湘南限定メニュー、湘南肉みそうどんを食べました。汁が無い時点で暖まるのに失敗してますね。(苦笑)
限定って言われるとつい食べたくなるのが旅行というもので、かけうどんがいいのは分かっていても限定に走っちゃいました。これで美味けりゃまだ救いようはあるが、ジャジャ麺もどきでフニャフニャの麺じゃ目も当てられないです。

大して体は暖まらず腹も膨れずで列車に乗り込み、鎌倉から大船へ出まして東海道本線で富士まで行き、そこから身延線で富士宮へ行きました。そう、この日のメインは富士宮やきそばだったのです。残念ながら富士山は雲で隠れてしまって見れませんでした。晴れだからといって見れるとは限らないんですね。期待してただけに(´・ω・`)ショボーンでした。
観光案内所でマップを貰って移動開始。大通りは程よく整備されていて脇道とのギャップに観光地としての意気込みを感じました。ひとまずメイン道路を歩いていれば何とかなるだろうと考えて歩いてました。祝日の昼間にしては人通りが少ないなと思いながら歩いてたんですけど、人が集まる場所にはすでに多くの観光客がいたわけで、むしろ自分が来るの遅かったのかってくらいでした。

まずは富士山本営浅間大社に行きました。他の観光客がこの角度で撮ってたので自分もそうしました。雲が無ければ富士山が綺麗に写りこむ角度がこれなんですね。
中に行くと建物があって、その脇に見事な枝垂桜が咲いてました。武田信玄公が手植えした桜の2世らしいです。この1本だけ満開で一足先に春の訪れを告げていました。

その近くにあるキッチンままんという店でマリリンメンロー(美乳・700円)を食べました。卵で作った乳が笑えるのもあるけど、苺がラーメンに入っている方に笑えました。正直無くても問題なくて完全に見た目重視のトッピングではあります。

卵乳に苺股間か・・・卑猥だ。(爆)

豊かすぎる想像力があれば体が暖まり股間が熱くなるとこだが、カウンターで可愛い店員さんが目の前にいると少し恥ずかしいものがあります。無駄に萌え絵のA子さんに負けず劣らず可愛かったです。髪の長さが違ってたけど、その人を元に描いたと言われても納得しちゃいますね。
肝心の味は一言で言えば美味しい牛乳ラーメンです。富士宮やきそばの麺を使って、具も地元産を使用しているそうです。ただ、美味しいけど1つだけ問題が。

乳首が硬い!

ドライフルーツなんだろうけど乳首ってこんな歯応えあるもんなの?
生まれたての28歳に誰か教えて詳しい人!(><)

あと、この店で黒はんぺん(80円)を頼んだら凄くショボイのが出てきたので回避するように。それ以外は問題なし。富士宮やきそばの麺の食べ比べもできます。4種類くらいあったかな。

次に行ったのが「お宮横丁」という色んな店が集まった場所です。やきそばだけじゃなくて他の名産特産も売り出していこう的な、なかなか商魂たくましいじゃないかと思わせる所です。食べ歩くのが面倒な観光客が集まって、ここだけ人口密度が異常でした。富士宮餃子とか本当に静岡県民は栃木に負けないくらい餃子好きだな。あとLYB豚(るいびとん)は必死すぎて少し引くわ。(笑)
そして富士宮はニジマスの養殖日本一らしいです。そこでマスバーガー(からみそ味・400円)を食べました。ニジマスのフライが挟んであって美味しかったです・・・普通のフィッシュバーガーとしてね。ニジマス? あぁ、そうなんだ。ってレベルです。
店の人にトマトバジル味の方が人気と聞いて、からみそ味にした自分。(笑)

お宮横町の隅っこに土産屋さんがあって富士宮やきそばドロップス(350円)を買いました。焼きそば味がガツンとくる、良くも悪くも再現率の高い飴でした。職場の皆さんにも強烈と評判(?)でした。ネタとしては申し分ないクオリティです。

この後、ちゃんとした富士宮やきそばを食べようとマップ片手にウロウロして、食べるには食べたんですけどハズレを引いたので簡単な説明だけで終わらせます。
鉄板焼ちゃん:イカ焼きそば(580円)。建物の作りが完全に普通の家で、1階は満席だからと2階に行かされ、鉄板で焼くのかと思いきや出来たのが運ばれてきて、おまけに少し冷めてた。挙げればキリが無くなるくらいヒドイ。
麺ズステーション:富士宮やきそば(並・450円)。富士宮駅の改札出た真ん前にある。先述のがあまりにヒドかったから、そのまま電車に乗ろうかと思ってたんだけど、ラストチャンスと思って食べました。味としては間違いなく遥かにマシ。ただ好みの問題でソースが自分好みじゃなかったです。
ついでにウロウロ中に見つけた個人的に良かったものを。
天女が舞い降りる踏切:しかも1つじゃなさそうな感じ。
龍馬の忠告:まさに今年の龍馬ブームに乗っからんとする、商魂たくましい富士宮の姿がここにも。

富士宮を後にして次に降りたのは沼津。駅からビー玉模様のバスで沼津港へ。想像してたより店も人も多くて繁盛してる風で驚きました。ただの港町じゃなくて、ちょっとした観光地といった雰囲気でした。
そんな沼津での目的はというと、海老大明神でもいるかしょうゆ干(!!?)でもわさびコロッケでもありません。
干物バーガー(350円)です。カリカリに揚げたアジの干物とマヨが凄い合ってて美味しかったです。これ考えた人は素晴らしいと店の人に言っておきました。
他にも有名な店が色々あるんですけど時間の問題で回りきれませんでした。そもそも港時間だと閉店頃だったので回りようもなかったです。

港からのバスがしばらく無かったので沼津駅まで歩きました。そして今日のラスト、来宮(きのみや)神社へ行きました。熱海駅から伊東線に乗り換えて1駅、来宮駅のすぐ側にあります。
ここは某番組でパワースポットとして紹介された天然記念物の大楠があります。先の大銀杏を遥かに上回る樹齢2000年とも言われるこの木の周りを1周すれば寿命が1年延びるとか、願い事が叶うとかいう話です。ウソ臭いと分かっちゃいるのに3周もした自分はどうかしてる。(笑)

オラに力を分けてくれー!


青龍£犬福(以下、犬)「っ!!!」
ペラさん(以下、ペ)「この馬鹿モンが! ワシを忘れておったな!!!」
犬「す、すいません! わ、忘れてたわけじゃないんです! 人前で出すのが恥ずかs・・・」
ペ「だまれ! この未熟者がっ!!! 危うくただの荷物になるとこじゃったわ!!!」
犬「大丈夫っすよ。重さを感じないくらいペラッペラっすもん。(笑)」
ペ「たわけぇぇぇ!!!(ビシッバシィッ!!!)」
犬「あぁっ、痛・・・くないっすよ。ペラッペラなんですから無理しないでください。あと擬音が派手すぎます。(笑)」
ペ「くっ、この馬鹿弟子が。。。」
犬「それよりも自己紹介をされてはいかがですか?」
ペ「む、そうじゃな。オホン・・・」
犬「バンダイから発売されてるペラモデルのペラさんです。ドンキで398円でした。」
ペ「ゴルァァァアアアアア!!!!! それはただの商品説明じゃあああああ!!!!!」
犬「す、すいません。では改めてお願いします。」
ペ「オホン。ペラじゃ。一応この馬鹿弟子の師匠をやっておる。」
犬「何の師匠とかいうのはありませんけどね。」
ペ「人生の師匠じゃ!」
犬「・・・。(設定ミスったかな?)」
ペ「この馬鹿弟子次第じゃが共に旅行する予定じゃ。これからもよろしく頼むぞ。」
犬「ペラさん、羞恥心に負けそうです。」
ペ「坊やだからじゃ。精進せい。」
犬「はい・・・。では皆さん、旅行記の続きをお楽しみください。」
ペ「さらばじゃ。」


ファミマで買った地元のコーヒー牛乳を飲みながら電車が来るのを待って、この日の旅程を終えました。

参考サイト
鶴岡八幡宮
東原亜希オフィシャルブログ 『ひがしはらですが?』(デスブログ)
富士山本宮浅間大社:トップ
富士宮やきそば学会
キッチンままん
羽野シーフーズ株式会社(干物バーガー)
トップ - 来宮神社


2.3月27日(土)

津田沼→御茶ノ水→東京→静岡→浜松→豊橋→豊川→豊橋→名古屋→安城

始発で出て豊川に着いたのは11時前でした。東京−静岡間は完全に爆睡でした。というより爆睡するために乗ってると言ってもいいレベルです。座席でシート倒して3時間以上寝てられるなんてマジ最高です。
静岡から先は座るのも困難な満員ぶりでいつも立つ事になるので、ここでどれだけ寝れるかは結構大事な気がします。

豊川というと高校女子駅伝が強いという事しか思い浮かばなかったのですが、豊川稲荷というものがあって、そこにお目当ての食べ物があったので行ったわけです。
まずお出迎えはこんな感じです。今や観光地に萌え系マスコットキャラクターは必須と言わんばかりに様々なキャラがいるので驚きませんね。狐娘(ここ)ちゃん可愛いじゃないか。顔だけなのが残念だけどきっと袴姿なんだろうなぁ。(笑)
そして左から2番目の狐が面白く撮れてる。足がシェーッてなってるのも手(前足)の形もジワジワくるwww

豊川稲荷の入口の前に「松屋支店」という店があっておきつねバーガーを食べました。写ってるのはメガおきつねバーガーと味噌カツいなりです。どっちも500円くらいしたけど美味しかったです。あ、1個食っちゃってるな。(笑)
バーガーは凄く食べにくかったです。何でも大きけりゃいいってもんじゃないですね。食べる事自体に苦労すると味の印象が薄くなっちゃいます。自分はバーガーよりも味噌カツいなりの美味しさの方に感動しました。大葉かな・・・この葉っぱ1枚が非常に良いアクセントになってて何個でも食べれそうなくらい美味しかったです。

お腹が満たされたところで豊川稲荷に行きました。見ての通り、燈籠がデカイです。遠近法を考慮しても無駄にデカイです。稲荷の総本山、京都の伏見稲荷でもこんなデカイ燈籠は見なかったです。中にある燈籠のほとんどが自分よりデカイです。
これは派手好き愛知県民の為せる業だと自分は思ってます。なんせ金ぴか燈籠まであるからね。シャチホコだけじゃ満足できないようです。

本堂の脇から奥に行く道があって、そっちの方にも行ってみました。霊狐塚ってのがあるみたいで、それを目指して歩いてみました。とりあえず思ったのは旗が多すぎって事です。折角立派な木々があって森林浴したら最高に落ち着くだろうに、そういう場所じゃないとはいえ邪魔な色合いで本当に残念でした。
そして霊狐塚に到着。まさに狐三昧、狐尽くし、狐祭りといった場所でした。おっと、狐祀りか。(笑)
狐像はありきたりなものから表情豊かなものまで色々あって、結構遊び心もあるなと感じました。ニカッと歯を見せる狐像なんてそうそう無いでしょ。しかもこれ、見れば見るほどいやらしい目してます。完全にエロオヤヂです。今にも「ねーちゃんエエ乳しとるのぉ〜」とか言いそうです。(爆)

そんな霊狐塚に向かう道、木漏れ日差し込む中で猫が日向ぼっこしてました。狐の像を仲間だと思ってるんでしょうか、1匹で、ポツンと、まったりほっこりくつろいでました。寺とか神社とかにいる猫って本当におとなしくて人懐っこくて大好きです。自分もナデナデウリウリさせてもらっちゃいました。
(´ー`)かわえぇのぉ〜♪

猫に別れを告げ本堂に戻ると側にプチ日本庭園が造ってあって、茶でもすすりたくなるような雰囲気がありました。写ってる老夫婦には写真をお願いされて撮ってあげたのですが、とても仲睦まじくて微笑ましかったのでコッソリ撮ってしまいました。自分がこうなる事は無いんだろうなぁと思うと少し切なくもありますが、ここに至るまで色々な苦労もあっただろうと考えると、これは彼等への御褒美なのだと思いました。
今の時代では、ほんの一握りだけが得られる御褒美・・・羨ましいとは思うまい。ただ、凄いと思うのみ。

さてさて、そんなプチ日本庭園の池の石にはがいます。作り物の亀が。
あまりにも本気出しすぎの出来に本物がいるのかどうか全く分からなかったです。甲羅干ししてる時の亀ってマジでピクリとも動きやがらないから完全に見分けがつかないです。

豊川を出て一路名古屋へ。名古屋駅は相変わらず人が多すぎてゲンナリします。一体どこから来てどこへ行くのかというくらいの人ゴミでした。そんな名古屋ではJRから名鉄に乗り換えて移動しました。名鉄名古屋駅は同じホームに行き先の違う電車が次から次へと来て、どれがどこ行くのかこんがらがります。挙句、ホームの前だ後ろだと停車位置が違うもんだから乗りたいやつが来てるのに気付かず行ってしまって少し焦りました。行く予定の店の閉店時間が迫ってたのでね。
結局、後続の快速で追いついて乗れたので何とかなったんですけど、今度は駅からその店に行くまでが遠くて焦りました。ネットで見た時は凄く近そうだし1本道だし何とかなるだろうと思ってたんですが、全く店らしきものが見えず畑だらけだったので、これはマズイと思って電柱工事のオジサンに聞いたら分からないと言われ、トラクター乗ったオジサンに聞いてやっと場所が分かったという感じでした。
ここまで来て食べれなかったじゃシャレにならんと思って軽く走ったりなんかして、「明日フルマラソン走るのにこんなトコで体力使ってどうするよ」とか思いながら店を探しました。そしてやっとの思いで目的地に着きました。
「台湾ラーメンおか田」という店で、名鉄七宝(しっぽう)駅から結構歩いた場所にあります。目的は勿論、台湾ラーメンです。愛知では台湾ラーメンが結構広まってるらしくて、この店はあのイチローも通ってたという話です。(この店舗かどうかは分かりませんが)
そんなわけで食べてみようと思って行ったんですけど、出てきた台湾ラーメン(650円)を見て驚きました。

えっ!? とう・・・がら・・・し???

石垣島で食べた台湾ラーメンのイメージだったから完全に別物が出てきたという感じでした。ヤバイな〜と思いつつ食べるとやっぱりヤバかったです。

コイツッッッ!!! 完全に俺のケツを殺しにきてやがるっ!!!!!
痔主様の怒りを全力買いじゃねーか!!!(滝汗&脂汗)

挽き肉にニラにニンニクスライス、スタミナ満点ラーメンである。だが辛すぎる。とてもじゃないがこんな汁を飲み干す事は出来ない。眠ってる活火山を叩き起こすような真似は断じてしてはならない。
可能な限り具をすくって食べ、汁を残してゴチソウサマしました。食べ終えた時には汗だくになってました。

駅まではノンビリ歩いていきました。田んぼだらけの道を歩いてると名古屋駅の雑踏が嘘のようでした。電車で30分なのに田舎キターって感じました。七宝駅も普通の民家が立ち並ぶ場所にポツンとあって完全なローカル線です。
そして気付きました。ワインレッドの名鉄電車がローカル線にマッチしている事に。
赤なのに派手すぎず明るすぎず光りすぎず・・・この色は実は絶妙なのだと思いました。

再び名古屋に戻り店探し。実は翌日のフルマラソンで使用するサングラスを忘れてきちゃって、それを買う必要があったのです。で、駅周辺をウロウロしてたらTVで見た事ある巨大人形いたー!!!
「ナナちゃん」って言うんですね。別に探すつもり無かったのに見つけちゃったよオイ。改めて見ると腰の高いヒゲダンスぽくもあるが・・・そんなに足開いてハシタナイわぁ。(爆)
てゆーか・・・

普通に股をくぐるな。(笑)

通行人、平然と股の下通るんだもんなぁ。見慣れてるからだろうけど、慣れって凄いなぁ。

結局、サングラスは東急ハンズで購入でき、次は再びJRに乗り、中央線で春日井へ行きました。春日井市はサボテンの街だそうです。サボテンのキャラクターもなかなかカワイイです。自分はハニワがツボです。(笑)
そんな春日井にまで来た理由、それはここにサボテンラーメンなるものが存在するからです。存在を知ってから気になって気になって仕方なかったんです。
そんなサボテンラーメンがあるのは駅からバスに乗ってバス停「下原口」で降りてすぐの所にある「中華料理四川」というお店です。

見よ! これがサボテンラーメン(800円)だ!!!

出てきた時に麺が隠れてたので引っ張りだして撮りました。麺にサボテンが練り込まれてるようです。そして具にサボテンスライスがあります。あとは玉子焼き、メンマ、チャーシュー、トマトと具沢山です。器までサボテン型とは凝ってるな。
いざ実食とサボテンスライスを持ち上げてビックリ。凄い粘ってるの。トロロかってくらい粘り気がありました。でもって食べると美味いのな。麺とよく絡むしスープとの相性も抜群なんだこれが。
非の打ち所の無い美味さ、文句なしに自信を持ってオススメできるラーメンです。今振り返ってもこの旅行中に食べた中で一番美味しかったです。そんでもって完食したら出てきたよハニワがwwwww

他にもサボテンメニューが豊富で店の確かなやる気を感じました。次あたりはサボテンアイスとか出てきそうだな。
名古屋という強烈な個性に隠れているが春日井のサボテン料理は良い個性を持ってると思います。これはもっと広めるべき食材です。サボテンうめぇ〜〜〜!
会計の時に店のオバチャンとプチ雑談。サボテンラーメン目当てで来る客は結構いるのに地元が今一つ盛り上がらないそうな。もっとサボテン料理を扱う店が増えればって言ってました。帰り際にサボテン飴をもらったがこれは普通の飴でした。むしろ色といい模様といいスイカみたいです。

再びバスで春日井駅に戻り、今度は名古屋の手前、千種(ちくさ)駅で降りました。当初の予定とはいえ行かねばなるまい、台湾ラーメンを食べに。
きっとあの店だけに違いないと淡い幻想を抱いて行ったのは台湾ラーメンの元祖「味仙」という店です。夜がメインとはいえ20時で満員という人気ぶり。夜の街という場所柄、分煙なんてされてなくて少々困りましたがグッとこらえて入店。そして出てきた台湾ラーメン(650円)。

あぁ・・・やっぱり。(泣)

赤い物が見える。しかも切り刻まれてて昼間のより危険な予感。量こそ少なめだが完食が難しい事は一目瞭然でした。
一口食べては水飲んでました。味わうも何も辛くてそれどころじゃなかったです。食べ終えると早々に店を出ました。

それはそうと駅の近くで見つけた宮本むなしって何なのさ。あまりのネーミングに驚き笑ってしまったけどチェーン店なのな。他の所でも見つけて二度ビックリだったよ。このネーミングでチェーン展開とか勇者すぎるんだが。

ここでようやく予定終了で、再び名古屋に戻ってそこから安城に行きました。翌日ここで行われるフルマラソンに出場するためです。
なのに宿はまさかのネットカフェという暴挙。安城コロナワールドの中にあるネットカフェで一夜を過ごしました。分煙がされてなくてまたまた参ってしまったけど、他に行くアテも無いのでググッとこらえました。

参考サイト
豊川市松屋支店
豊川稲荷公式ホームページ TOP
台湾ラーメンおか田
中華料理 四川 (春日井駅/中華) - グルメウォーカー東海
味仙
安城コロナワールド


3.3月28日(日)

安城→名古屋→米原→姫路

リクライニングシートでそんなに寝てないはずなのに起きたら意外とスッキリしてました。予想以上によく眠れたみたいです。
朝食はネットカフェでベーコンエッグ定食大盛を食べました。これで200円はお得です。マラソン前に食べる量としても丁度良かったです。

三河安城緑道マラソンの模様は本サイト「じゆ〜じん、」にある「フルマラソン都道府県制覇の道」からどうぞ。

さて、マラソンを走り終わって再び安城コロナワールドへ。そこにある「天然温泉 コロナの湯」でしばし休息しました。予想通り他にもランナーが来ていて満員御礼でした。そんなだから白鳥の被り物で走った自分の話題もしていました。ふふふ、実は一緒に湯に浸かってますよ。(笑)
露天で足をマッサージしながらゆっくりさっぱりしました。

温泉パワーで足も回復、駅まで歩くのが凄く楽でした。前日来た時は夜だったから仕方ないとして、日曜の夕方なのに駅前に人がほとんどいないって凄いゴーストタウンっぷりだなと思いました。
プラネタリウムのモニュメントだけがポツンとあるのみでした。プラネタリウムといえば、この安城市出身の声優、柚木涼香さんが声をやってるプラネタリウムやってなかったんだよね。残念無念。

安城を出て名古屋へ。地下鉄で栄へ行って、あんかけスパを食べるつもりでした。しかし店を見つける事ができず、結局名古屋駅まで歩いて戻るだけになりました。完全に迷子の気分でした。あと、歩くには距離ありすぎでした。(苦笑)
セブンイレブンで場所聞いたのに見つけられなかったというのも情けない話ですが、人間空腹だとイライラプツン、歩きながら完全にセブン店員にブチ切れで、もうセブン二度と使わねーよってブチブチ文句言ってました。
ただ、このまま何も食わずに電車は乗れないなと思って、名古屋駅のホームで玉子きしめん大盛を急いで食べて電車に乗り込みました。

米原で席に座れたので、ここで安城にあるセントカトリーヌという店で買ったカレープリン(255円)を食べました。この店、安城コロナワールドの側にあって、リサーチ段階で絶対食ってやろうと決めてたんです。


ペ「やっと出番か。」
犬「おまたせしました。」
ペ「カレープリンとは美味いのか?」
犬「味はカレー、食感はプリンですね。」
ペ「なんじゃその当たり前な感想は! もっとしっかりレポートせんかっ!!!」
犬「そうは言いますけどね、これ以外の感想もこれ以上の感想も無いですよ。」
ペ「ボキャブラリーの無い奴め。で、美味いのか不味いのか、どっちじゃ?」
犬「いやいや、はっきり不味いなんて言えないですよ。カレーなんですから。」
ペ「そこをハッキリさせんと、これ見てる奴が買うに買えんじゃろうが。」
犬「・・・美味いと思ってこれ買う人いるでしょうか?」
ペ「・・・・・・さらばじゃ。」
犬「えっ!??」


付いてた紙には「なぜスイーツにはカレーが使われないのか? そんな思いから造り上げました。」とあります。

見事な斜め上っぷりです。(ほめ言葉)


マラソンで疲れた上に風呂入って飯食ったからね。電車の中では熟睡の爆睡でした。気がついたら姫路でした。姫路駅を出たら駅前工事してて、よく分からない道を何となく歩いて、案の定、自分の現在位置が分からなくなってました。飯食って落ち着いたおかげか、セブンで地図見て場所を確認しました。
そして30分以上かかって目的地のネットカフェ、アプレシオ姫路店に着きました。

完全分煙のアプレシオは本当に安心して行く事ができます。自分が出会ったネットカフェの中では間違いなくトップです。さらに姫路店はフリーフードというカレー食べ放題サービスまであります。勿論晩飯はカレーでした。これでカレープリンがデザートだった方が良かったか。早まったな。

参考サイト
アプレシオ姫路店


4.3月29日(月)

姫路→三ノ宮→新長田→神戸→野洲→大垣→名古屋

朝カレーを食べてからアプレシオを出て、いよいよ姫路城へ。
高校の遠足で1回行った事はあったけど、その頃は城なんて興味なかったからあまり憶えてないんですよね。それで数年前から行ってみたいなと思ってて、今年大改修工事に入るので何とかその前に行っておこうと計画したんです。

寒いなー曇多いなーって思いながら城に向かって歩いてると何やら降ってくるじゃありませんか。

にわか・・・雪!!?

もうすぐ4月になろうかというのに、まして桜も期待して来てるのに雪はないだろ、と。しかも結構強めに降ってきたから視界に入った観光案内所に逃げ込みました。せっかくなのでマップやら何やら見て回りました。
しろまるひめはなかなか愛らしいキャラだと思います。桜が無ければ姫の要素ゼロですけどね。

しばらくすると天候回復、相変わらず雲は多かったけど太陽も顔を覗かせてました。
姫路城の前に店が立ち並んでて観光客がウジャウジャいました。春休みだから仕方ないとはいえ、自分と同じような考えで来てる人も会話からちらほら確認できました。あと世界遺産という事もあってか外国人にも人気があるようで、外人さんも多かったです。
それを狙ってか、ご当地ピンズも幕末志士とか姫路に関係無さそうなのも置いてありました。ここでも坂本龍馬をプッシュしてます。土産物屋の中に入ると戦国武将モノがわんさかあったからね。歴女(笑)と外人を狙い打ちみたいな品揃えでした。
自分は普通に姫路城ピンズDX(200円)で姫路城ピンズをゲットしました。

最初の門をくぐって中に入ると驚き呆れる行列が出来上がってました。天守閣まで行って帰ってくる予想所要時間が3時間・・・などと意味不明な供述をしており動機は不明。(謎爆)
並ぶかどうか悩んだ結果、城の外回りを観光して戻ってきてから決める事にしました。時間が経てば行列減るかもしれないという望みにかけました。

さすがに西日本、例年より遅いとはいえ桜が結構咲いていました。観光客が城にばかり目が行ってたおかげで他の場所は落ち着いて見て回れました。桜の合間から見える姫路城は凄く綺麗でした。
写ってない部分は工事用クレーンがあって景観的には残念でしたけど、こうして上手く撮れば分かりませんね。我ながら良く撮れたと思ってます。この日は雲が多かったから如何に太陽が出てる時に撮るかが重要でした。

場所によって花の咲き具合が違ってて(木の種類が違うのかもしれませんが)、千姫の小径はまだちょいと寂しかったです。石垣は見れるし横の川には鳥もいてここが見所なのは理解できましたが、木々の彩りが無いと魅力が激減でした。
そして川の壁の落書きな。面白いし「愛は数式じゃねーぜ」なんて思いながら「おっぱい」で笑っちゃったりしたけど、世界遺産の側には必要ないよね。

城の周りを1周して再び店が立ち並ぶ場所へ戻ってくるとお城やきっていうのを見つけて中を覗いてみたら、あんこ入りでガッカリしました。はちみつカステラという言葉に完全に騙されました。城の形したタイヤキでした。

やる事無くなって再び門の中へ。そこには相変わらずの行列。しかし何のために姫路まで来たのかと自問自答し、覚悟を決め、その行列の一部になりました。時折雨がパラつく中、40分くらいでやっと券売所に辿り着きました。大人600円、世界遺産だからさほど高いとは感じませんでした。
やっと落ち着いて見れるかと思いきや、中でも大行列中でした。入った人間が消えるわけでなし、そらそうだわな、と思いながら牛歩に付き合いました。
当たり前の事だが城の中はもっと狭くもっと混雑してましたよ。「おしくらまんじゅう押されて泣くな」とは言いますが、泣きが入りそうなカオスっぷりでした。天守閣まで行ってパッと見てサッと帰るみたいな感じで終了しました。そりゃ見晴らしよくて遠くに海も見えたけどさ・・・それは晴れててこそ良いわけであって・・・ねぇ。
何しに行ったんだか・・・ふぅ。

そんでもって城の外に出てから晴れるって本当に切ない。

城を後にして近くの商店街へ。そこにある「大陸」という店で姫路おでんケーキを買いました。あまりに目立たない店で見つけるのに苦労しましたが何とかゲットできました。見た目はおでんですけど味は美味しいケーキでした。
ちなみに本物の姫路おでんは食べてないです。ちょっと時間が無かったです。

姫路を出て新長田駅へ。駅を出たらまた吹雪いてました。夕方だから気温も下がってマジで寒かったです。
ここに来た目的はただ1つ、鉄人28号です。

デカイ! カッコイイ!!!
夕方で少し逆光だったので暗い写りになってしまってますが、目の前にすると見に来て良かったと思いました。周りをぐるぐる歩きながらしばらく見てたけど、如何せん寒すぎて10分くらいで立ち去りました。
この地域名物のぼっかけうどん(380円)を食べて再び電車に乗り込みました。「ぼっかけ」ってのは牛スジを煮込んだものだそうです。

新快速で京都を出た後かな。踏み切りを強引に渡ろうとした奴がいたらしくて緊急停車しました。そんで停車した場所が電気系統の何かがある区間だかで一旦停電しますとか言い出すわけさ。そしたらマジで車内停電して何故か1人テンション上がってたね。(笑)
そんで外見たら凄い吹雪いてて、このまま動かなかったらヤバイんでないかい?とか思いながら楽しんでました。
結局10分くらいしたら動き出したんだけど、乗り継ぎ問題で野洲とかで一旦乗り換えたりなんかして、何とか名古屋に着く事ができました。

家に着くまで遠足とはよー言うたもんだが、帰りの計画は何も立てて無かったんで、名古屋でどうしよう何しような状況になってしまいました。栄まで行けば何かしらあるのは分かってたけど、迷子になったばかりでまたあそこ行くのはなぁと思って、名古屋駅の周辺をウロウロしてました。
結局さしたる発見もなく、以前世話になったネットカフェで一夜を過ごしました。愛知はタバコ規制が緩すぎてイカン。ネットカフェに分煙という概念すら無い。やっぱりちゃんと事前調査はしておかないとダメだなぁ。

参考サイト
姫路市|姫路城公式ホームページ(姫路城大図鑑)
CakeGallery Tairiku - 洋菓子の大陸 - 姫路のおすすめケーキ屋さん


5.3月30日(火)

名古屋→千種→名古屋→清洲→名古屋→豊橋→浜松→熱海→東京→秋葉原→幕張本郷

ネットカフェを出て名古屋から地下鉄に乗り八事日赤(やごとにっせき)駅で下車。

Q:何故?

A:そこに山があるから。

登山家の言葉にしか聞こえないが、そこに行く者の答えはおおよそこんなものだろう。自分がそうであるように。
そう、名古屋には山がある。霊峰とまで呼ばれ、数多の人間が遭難している高く険しい山だ。

喫茶マウンテン

高尾山に群がるジジババのように、コミケに群がるキモヲタのように、スイーツ(笑)に群がる女子のように、喫茶マウンテンに群がる挑戦者。
全国から集まる挑戦者、自分もその一人になりました。あんなにも期待と緊張をもって喫茶店に入ったのは初めてでした。まだ9時前、朝なのにあんなにテンションが上がる事はそうそうないです。

朝に行って正解、他にも客はいたけどこれなら落ち着いて食べれると安心しました。モノがモノだけに注目されると恥ずかしいですからね。
まずメニューを見て種類の多さにビビる。もはや喫茶店というよりファミレスである。あまりの充実ぶりにただただ驚嘆です。まともなメニューの中に時折狂ったようなメニューや謎のメニューが紛れてて、それで待ち時間が潰せます。
デザートの氷のメニューにあるマメイータマリンドウがとってもエロスだと思ったのは自分だけだろうか。しかもその2つのメニューの間に消えたメニューが・・・気になる。
店内を見回すと至って普通の店構え、というか喫茶店らしくオシャレな雰囲気である。なのにそれを見事なまでにブチ壊すメニューの数々は自分がどこに来ているのかを再認識させてくれます。あつげしょう・・・どんな料理だよ。(苦笑)

今回自分は喫茶マウンテンの代名詞とも言うべきスパゲティの甘口に挑みました。

その中から冬と春の季節限定、甘口イチゴスパ(1000円)を選びました。

一応言っておくと甘口抹茶小倉スパが甘口スパのメインなのですが、あんこ大嫌いな自分には絶対無理、てゆーか論外でした。しかし出てきた甘口イチゴスパも、目の前にした時には想像以上に険しい登山になるという事を確信しました。予想以上のボリュームです。
まず、麺の赤さやクリームもさることながら、ヘタが付いたままのイチゴに目が行きました。ネットで見た時は「まさか」、「たまたまだろ」と思ってたのですが、まさに自分に出されたものにもしっかりヘタが付いてました。そして次に麺にからんでる固形物です。これは何だという興味、不安、恐怖・・・様々な感情が行き来しました。

しばらくこの異形のスパゲティに見とれていたものの、やはり気になるのは味です。美味しいとは思えない、美味しいわけがない、でも食べれる味であって欲しい。ささやかな望みを込めて食べた一口目。

口の中が絶望で一杯です。(泣)

いやいやいやいや、これはない。これはないぞ、マジで。よくもこんな味に仕上げやがったな、こなくそー。甘くない、イチゴの味じゃない、何だこれは。何をしたんだ。

どうしてこうなった!

信じがたい、信じられない味が口の中を支配する。こんなに飲み込む事を拒否する食べ物は初めてアンコを食べたおよそ20年前以来でした。間違いであって欲しいと思った2口目、正直完食できないかもと思った3口目。4口目以降は開き直って覚悟を決めて食べ続けました。
序盤はまだいい。イチゴとキウイがある内は酸味が救出してくれる。麺だけになってからが本当の勝負、本当の地獄でした。太麺があんなに憎たらしく思った事は無かったです。
そして隠れた強敵、油。どんだけ使ってんだってくらい油ぎってる。これが腹に、胃に、胸に溜まる。

口が止まる、手が止まる。心が何度も折れそうになる。正直、1回リバースしそうにもなった。それでも食べ続けたのは、意地。ただそれだけ。
登頂(完食)を目指し、遭難(お残し)しないように一口また一口と食べ進める事およそ40分、ついに完食!!!

キツかった、本当に。フルマラソンの方が楽だったと心底思いました。マラソンのような拍手も歓声も無いが、達成感だけはありました。
しばらくは胸がムカムカして苦しくて、空の器を眺めながら頭抱えてました。
そして、「ごちそうさまでした。いい経験をさせてもらいました。」と言って店を後にしました。

駅に向かいながら「もう何も食う気にならない」と予定変更、千種で地下鉄からJRに乗り換えて清洲に行きました。
清洲駅から歩く事15分、目的地の清洲城に着きました。最近再現された城ということで城そのものに歴史的価値は無いですけど、豊臣秀吉や徳川家康と並び称される織田信長の城ですから少し興味があったんです。
良い場所にあると思います。川の側だし線路の側だし川に沿って桜があるし、何よりマイナーな場所だから観光シーズンでも人が少なかったです。

まずは城の前に信長公のもとへ向かいました。少し離れた公園に織田信長の像があるんです。
威厳たっぷり威風堂々といった感じです。自ら第六天魔王を名乗っただけのことはある表情をしています。子孫のフィギュア選手とは似ても似つかぬ姿です。

そして清須市のイメージキャラクターのきよ丸です。とても活発な少年という雰囲気です。キャラとして非常に安定感が感じられます。
ここで「あれっ?」と思った方、鋭いです。清洲と清須、漢字が違ってますね。でもどっちが間違ってるというわけじゃないんです。清洲城があるのは清須市ですから。
詳しい違いを知りたい人は自分で調べてください。これ書いてる自分がすでに忘れてるので。(笑)

橋の上から川沿いの桜並木をパシャリ。桜が満開ならめっちゃくちゃ綺麗な景色になるのは間違いない事がよく分かると思います。眺めながら惜しいなぁって口に出しちゃうくらい残念でした。開花が例年より遅かったせいであんなに悔しい思いをする事になろうとは・・・。

清洲城は意外と見所たくさんありました。大河ドラマの歴代信長役が顔写真や衣装と共に紹介されてたり、太鼓を自由に叩けたりしました。勿論、甲冑や槍もあり、信長に欠かせない鉄砲もありました。槍にも刀みたいに鞘があったりするんですねぇ。金属製の鞘で本体の刃より重そうでしたが。
中でも一番面白かったのは歴史とスポーツ新聞のコラボですね。いかにもスポーツ新聞のような言葉使いに文字使いで無駄にクオリティが高いです。でもそれ以上に下段の宣伝がいちいち芸が細かくて笑えます。無尽どのは反則的破壊力でした。(笑)
他にも長篠の戦い本能寺の変も当然ありました。豪華・南蛮船、ものっそいカッコイイ響きだ。

そして織田信長と言えば人間五十年のくだりです。これは自分も凄く好きで少し影響された部分があって、50歳から先は御褒美とかボーナスステージだと思って生きてます。あるかどうか分からない未来を見るよりも、今です。
あと内容と全く関係ないとこで右上の能面が見れば見るほど不気味です。ジッと見続けてると怖くて1分もたないです。
やってみ。マジ怖いから。

一通り見て出口に行くと近所のおばちゃんの像がありました。今も昔もこういうおばちゃんは存在するんだなぁと思いました。今にも「あらやだ、奥さん」とか言い出しそうです。
もう1つ、出口にあったのが試着用の甲冑です。着たかったなぁ・・・。

城の側に休憩所があって土産物も少しだけ販売してました。特産の土田南瓜を使ったレトルトカレーがありました。金箔甲冑が飾ってあったり鎧や兜を造りませんかってチラシが貼ってあったりと、ちょっと立ち寄る分にはいいと思います。

ここで全旅程を終了。豊橋で愛知らしい土産を買って帰りました。
味噌も手羽先も愛知名物だけどキャラメルにする必要は無いんじゃないかな。でも意外と美味しかったんだよねぇ。特に味噌キャラメルはゴマが効いてて香ばしさみたいなのがありました。まぁ、キャラメルに香ばしさはやっぱり必要ないんじゃないかとは思うが。
味噌キャラメルが320円で手羽先キャラメルが370円なので、ネタ土産と思えばお手ごろな価格だと思います。

参考サイト
喫茶マウンテン公式Blog
清洲城 | 清須市


6.総括

久々の青春18きっぷで感じたのは、やっぱり自分は電車乗るの好きなんだなって事です。分類するなら確実に「乗り鉄」だろうね。
ガタンゴトンと揺られるのがたまらなく心地良く感じるんです。運転席近くで運転手目線で景色を眺めてるだけで楽しい気分になれます。自分でも不思議なんですが、楽しいから仕方ないじゃん、楽しいならいいじゃん、ってな感じで深く考えず楽しんでます。
今回は東海道線がほとんどで物凄い田舎風景というのが無かった点は少し残念でした。行きたい所が多すぎて時間的余裕があまり無かったのが原因でしょうね。空いてるローカル線に乗ってノンビリ景色を眺めたいです。

時間に余裕が無い旅行だと準備が本当に重要ですね。帰りは適当に・・・なんて思ってると自分みたいに街中を徘徊する羽目になりかねませんよ。(笑)
それはそれで何か思いがけず良い事もあるかもしれませんが、慣れない土地でオロオロするのが嫌ならキッチリ準備した方が無難です。

今回自分も行く予定だったのに行けなかった店があってリサーチ不足だったかなぁと思ってます。ただ、それは次への課題にはなるけど後悔はしません。行けなかった店は「縁が無かった」と割り切れるようになりましたから。
これって結構大事で、全て計画通りの旅行って逆につまらない気がするんです。だから自分の場合はあえて予定をぎゅう詰めにしてたりもします。選択肢を多く用意しておいて、何を選ぶかはその時の気分という具合です。だから全く選択肢が無い状態、今回自分が名古屋を徘徊してしまった状態が悪い例とは言えます。

でも、その状態から行動できるようになる事が自分の理想形だったりします。
まだまだ旅上手とは言えないなぁ〜。

それでは今回の旅行記はこれにて完結です。呆れるくらいの遅筆で完成までに1ヶ月以上かかってしまいました。ほとんどいない読者様、つたない文章を読んでくれた物好きな読者様、本当にご愛読ありがとうございました。